50代女性がコートを選ぶ時のコツ
あまり重量感のあるアイテムは選ばない
コートは生地や厚みが他のアイテムに比べて重量感になることが多いアイテムです。
そのため身体への負担を考えるとできるだけ軽量なアイテムがおすすめです。
品質の高いものを
品質の高いものは値段が張ることがほとんどですが、生地や縫い方などにこだわられていることも多く、機能性や耐久性に優れています。
長く着られるものを考えるなら、一度検討してみてはいかがでしょうか。
好きなブランドから探す
一番簡単なコートの選び方は、自分の年代に合った好きなブランドから選ぶと、好みのコートが見つかりやすいです。
50代がコートを選ぶ時の注意点
50代の方がコートを選ぶ際は、防寒機能はもちろん、気負わず着られる本命コートを見つけることが大切です。
カラー重視派
着回し重視なら断然ブラック。その他カラーコート初心者さんならネイビーがおすすめです。
カラーはくすみ系を選ぶとどんな服にも使いやすく50代の大人の女性らしく上品な雰囲気になります。
トレンド重視派
トレンドを重視する方は、そこそこの質で、お手頃の値段の(5万円位で買える)コートがおすすめです。
お手頃なファストファッションのコートは、素材や質感がイマイチなので、50代の大人の女性にはおすすめできません。
機能性重視派
防寒力、軽さ、見た目を一気に兼ね備えたいならファーコートやダウンコートがおすすめです。
ファーコートやダウンコートは流行りに左右されずに毎年着れるので、少し高めで長く使える物を選ぶと良いでしょう。
2019-2020年秋冬 トレンドのコート
今季の冬のトレンドコートは、大きく分けて4つの種類に分けられます。難易度順に並べ、それぞれの特徴をまとめてみました。
- 茶系のロングコート(ウール素材)
- ショートダウンコート(軽さとあたたかさはバッチリ)
- ボアコート
- 小さめチェック柄のコート
となります。50代の女性に似合うトレンドの形や定番のコートのコーデをご紹介しますので、ご参考になさってください。
50代に人気・毎年定番のコート 5選
ロング丈コート
▲こなれ感を出したいならロングのガウンコートがおすすめです。
ウエスト部分のベルトをきゅっと締めつつも、かっちり決めすぎない大人なコーデができるコートはオシャレ上級者になれるアイテムです。
デコルデラインを見せて首を長くスッキリと見せ、足元はコンパクトなショートブーツで縦長ラインを強調しつつ、上品に着こなしましょう。
くすんだピンクのロングコートは、派手すぎず50代の大人の女性におすすめなコートです。
シンプルなワンピースやセットアップコーデにサラっと羽織ったシンプルスタイルでも華やかさをもたらせてくれますね。
着るだけでワクワクするようなキレイカラーは1着持っておきたいアイテムの1つです。
▲シンプルなチェスターコートは年齢性別問わずとても人気のコートです。すっきりとしたシルエットが女性らしさを引き立ててくれます。
またお尻まですっぽりと包んでくれるので体型カバーにもなり且つ暖かさにも優れており50代の女性に人気の形です。
▲きっちりとボタンを留めるコートとは違ってさらりと羽織るような形で着こなすラップコート。
カジュアルなコーディネートの上にでも羽織るだけでシックな雰囲気を出せるので50代女性にもお勧めです。
時にはお手持ちのベルトなどでウエストマークすればスタイルもよく見えますし、おしゃれさが一気にランクアップします。
▲シンプルなデザインがまさに王道なロングコート。
襟の大きなデザインのものは小顔効果があり、また襟の存在感のおかげで視点が上半身に集まり、下半身太りして見えないため、スタイルアップを気にしている50代の女性にもお勧めです。
共布のベルトはしっかりと締めるよりも少し緩めにし、ラフさを残すほうが洗練された雰囲気を感じられます。
▲数あるロングコートの中でも50代女性にお勧めしたいのがキルティングコート。
暖かくて軽いので、普段気軽に羽織るにはぴったりです。
またキルティングコートを着るときは、Gパンなどスポーティーなインナーだとカジュアルさが強調されてしまうので、パンツルックよりはスカートの方が女性らしい印象を与えてくれます。
▲シンプルなロングコートは年齢を問わずに着ることができ人気が高いですが、少し柄物にも挑戦したいという方には細かな千鳥格子柄がお勧めです。
千鳥格子柄と言えばモノクロのものを想像しがちですが、ブラウン系のものを選べば少しレトロ感もありお洒落さがアップします。
ノーカラーコート
▲ノーカラーのロングコートは首周りをすっきりと見せてくれて上品に見えるので50代女性の定番のコートの一つです。
ロング丈なのでお尻まですっぽり隠してくれ、下半身の冷えや体型をカバーしてくれるという利点を兼ね備えているのは嬉しいですよね。
大ぶりのストールやマフラーを巻いても首元がもたつかず、上半身を華奢に見せる効果もあります。
▲アイボリーのノーカラーコートは、大人の上品さを出してくれます。
付属のベルトを巻くとコートに動きや表情を与えてくれるのでシーンに合わせて着る事ができます。
お仕事にもプライベートにも使える洗練された大人コーデを作ることができます。
▲近年すっかり定番になったコクーンコートは、丸みを帯びたシルエットで柔らかな雰囲気を演出してくれます。
パンツを併せてもスカートを併せても女性らしく見せてくれるので、コーディネートを選びません。
▲ムートンコートはとってもお洒落だけれど着るとごつく見えるかもしれない、とためらう方も多いと思います。
ノーカラーのムートンコートなら、首元がすっきりとしているため、気太りして見えません。
特に暗めの色味よりも明るいベージュなどの色味を選ぶと、カジュアルさよりも上品さが強調され50代の女性にもお勧めです。
▲ノーカラーの首元の形が丸首タイプのものは女性らしい印象を与えます。
50代女性が着る場合、明るいベージュなどを選んでしまうと少し可愛らしく見えてしまったり、逆に黒を選ぶと顔がくすんで見えたりするので、落ち着いたアースカラーなどがお勧めです。
またボトムスはベージュやホワイト等明るいものを併せるとコートの下から見える部分が明るい印象になり、上品さに加えはつらつとしたイメージも与えます。
ダウンコート
https://brandavenue.rakuten.co.jp/
▲最近では細身でシルエットを綺麗に見せてくれるダウンコートが女性の中で定番となりました。
ただ、年齢を重ねるとどうしてもネイビーや黒などの黒のダウンコートを選んでしまいがちですが、ベージュやライトグレーなどの明るい色の方が顔色を明るく見せてくれるのでお勧めです。
また近年は同系色のアイテムを併せるワントーンコーデも流行しているので、ベージュのダウンコートを着る場合にはインナーに白のニットを併せる等ワントーンコーデを取り入れると洗練された雰囲気になります。
▲大人が着るダウンコートはシルエットが大切です。
こちらのアイテムはウエスト部分がきゅっと引き締まっており、きれいなAラインを作ってくれるので、お尻周りや腰回をカバーしたい方には嬉しいデザインです。
ボリュームのあるダウンコートは、ボディラインにメリハリを作れるシルエットを選びましょう。
https://brandavenue.rakuten.co.jp/item/V36196/?product_color_cd=03
▲暖かく軽いため世代を超えて人気のダウンコートですが、ボリュームがあり着ぶくれしてしまいがちです。
そのため、50代女性が着るとシルエットがもったりとして老けて見えてしまう事があります。そんな時は、ステッチの無いダウンコートがお勧めです。
横段がなくすっきりとしたシルエットの為キレイ目のコーディネートが可能です。また、色味も黒などではなくネイビーを選ぶとより洗練された印象を与えます。
▲お尻まですっぽり覆ってくれるロングのダウンコートはウエストマークができるダウンコートがお勧めです。
ウエストマークをするとシルエットにメリハリができ、女性らしさが強調されます。
なお、ロングのダウンコートを着る場合はインナーに長めのスカートを合わせるとシルエットの重心が下に行ってしまい足が短く見えてしまう事もあるので避けた方が良いでしょう。
▲ショート丈のダウンコートは、上半身だけ妙にボリュームがあるように見えてしまう事があるので、首周りをすっきりと見せてくれるノーカラーのものがお勧めです。
ボリュームのあるアウターを着ていても、首・手首・足首といった「首」の部分を見せると着ぶくれして見えず女性らしさが強調されます。
そこでシンプルなタートルネックにノーカラーのダウンコートで首元のラインを見せれば50代の女性でも綺麗に着こなすことができます。
ダッフルコート
▲ダッフルコートは暖かく幅広い年代に人気の定番のコートです。ただ色選びを間違ってしまうと子供っぽく若作りに見えてしまうので注意が必要です。
ダッフルコートを選ぶ時の注意点は、前を留めるボタンの部分です。
一般的にボタンの部分は黒かダークブラウンのものが多いのですが、コートの生地の色とボタンの部分の色の差が大きいとどうしても子供っぽく見てしまいます。
その為、年齢を重ねた女性がダッフルコートを着る場合は、コートの色がブラウンでボタンの部分がダークブラウン、またはコートの色がネイビーでボタンの部分が黒、といったようにコートの生地の色とボタンの部分の色の差が少ないダッフルコートがお勧めです。
▲お尻が隠れるロング丈のものを選ぶことで大人カワイイスタイルが作れます。
しっかりした生地で落ち感が出るデザインですので、他アイテムは明るいカラーのもの(もしくは淡いトーンのもの)を合わせることで、軽さをもたらすことができバランスの良いコーデに仕上がります。
▲とても暖かく気軽に羽織れるダッフルコートは定番のアイテムの一つですが、ショート丈だと少し子供っぽい印象を与えてしまうため50代の女性が着る場合にはロング丈がお勧めです。
またダッフルコートはすっきりとしたシルエットなのでボトムスには柔らかな素材のスカートを合わせると女性らしい印象を与えます。
▲定番のダッフルコートの中でも、50代女性にお勧めなのは深みのあるダークネイビーのダッフルコートです。
ダッフルコートはシンプルで着回ししやすい分、明るすぎる色味を選んでしまうとカジュアルに見えたり子供っぽく見えてしまう事があります。
そのため、ダークネイビーのような落ち着いた色味を選ぶと上品さが感じられ、キレイ目のコーディネートにも合わせやすいです。
▲ショート丈だと少し子供っぽい印象を与えがちのダッフルコートですが、ネイビーなど落ち着いた色味を選べば、コーディネートしやすく50代の女性にもお勧めです。
ショート丈だとコンパクトなシルエットになる為着ぶくれしにくく、パンツを合わせてもスカートを合わせてもOKです。
トレンチコート
▲昔から愛されている秋冬の定番コートの一つがトレンチコートです。ライナー付きのものであれば冬場も着用可能です。
トレンチコートと言えばベージュが定番ですが、50代の女性にはネイビーがお勧めです。
ベージュも素敵ですが、どうしてもカッチリしたイメージになってしまいます。
ネイビーはシンプル且つ程よい上品さを感じさせてくれるので50代の女性にお勧めです。明るい色のストールを首元に巻くと、顔色も明るく見えます。
▲もはや世代を超えて定番中の定番であるトレンチコートですが、50代の女性が着る場合、かっちりとしすぎてどこかかしこまった印象を与えてしまう事もあります。
そんな時は、ルーズなシルエットのトレンチコートがお勧めです。
通常のトレンチコートよりも柔らかな素材でさらっと羽織るように着ることができるので、とても女性らしい印象を与えます。またカジュアルにもキレイ目にも合わせることができてコーディネートの幅が広がります。
テーラーコート
▲上品さを際立たせるアウターの中でも、男女問わずオーソドックスなのがテーラードコートです。
シルエットが綺麗に見えるのがテーラードの良さですが、コーディネートや色味によっては必要以上にかしこまった印象を与えてしまったり、老けて見えてしまう可能性もあります。
そこで、暗い色ではなく明るめの色を選ぶ事をおススメします。
少しくすんだラベンダーカラーを選ぶと、50代の女性でも派手過ぎず、上品さに加えやわらかな女性らしい印象を与えるのでお勧めです。
さらにテーラードコートを着る場合、ボトムスにはタイトスカートよりもあえてふんわりとしたラインのスカートなどをあわせると、こなれた感じがします。
▲すっきりとして綺麗なラインが特徴のテーラードコートですが、中でも近年流行しているのがビッグシルエットのテーラードコートです。
大きめのサイズ感のものをゆったりと着るため肩のラインが丸くなり女性らしさを感じさせます。
シンプルなデザインでコーディネートを選ばず、また体形カバーにもなりますので50代女性にもお勧めです。
薄手のトレンチコートは、ロング丈ワンピとワイドパンツを合わせたレイヤードコーデがおすすめです。首元にはマフラーではなくあえてスカーフを入れることで、気取らずナチュラルな大人スタイルに仕上がります。
ロング丈のチェック柄コートは、落ち着いたグレーを選ぶことで上品さがUPします。他アイテムもトーンの低いものやヒール合わせることで、デニムでも落ち着いたカジュアルコーデになりますね。
50代におすすめの黒コート 5選
やっぱり質の良いものを選びたい!という50代の方は、やはりカシミア入りコートがおすすめです。カジュアルすぎないファーデザインは取り外し可能なため、華やかさを出したい時、シンプルに着こなしたい時に使い分けができるのが嬉しいですね。
特別な日(ハレの日、パーティー、結婚式、二次会、女子会など)に使えるブラックムートンコートは、重厚感と上品さを兼ね備えた大人が着るからカッコイイアイテムです。すっきりしたIラインシルエットなので、ワンピースやタイトパンツの上からさらりと羽織るだけでサマになります。襟を大きく開いてファーを見せたコーデも素敵です。
ショート丈のダウンジャケットなら、ジャストサイズを選ぶと体を華奢に見せることができます。ボリュームのあるコートだからこそ、ベーシックをキレイに着る大人スタイルを作りが大切です。
普段使いがしやすいコートがいいなら、キルティングコートも素敵です。ノーカラーデザインだと、カラータートルニットを忍ばせ差し色アクセントをつけてもGOODです。カジュアルスタイルが多い方なら、1枚持っておくと便利なアイテムですね。
50代に人気コート ブランド別 10選
自由区
百貨店でも人気の自由区は、大人女性をさらに美しく見せてくれるサテン入りダウンコートが人気です。大きなショールカラーは小顔効果も抜群です。カラーコートを狙うなら、カジュアルにもキレイめにも使える落ち着いたベージュカラーがおすすめです。
Theory
美ラインが特徴的なTheoryのチェスターコートは、ホワイトアイテムと合わせることでクリーンな印象を与えることができます。ベージュカラーコートを合わせる場合、全体をヌーディカラー(ベージュ、ホワイト、アイボリー)やアースカラー(ベージュ、アイボリー、カーキ)でまとめると大人女性の品の良さを全面に出すことができます。
URBAN RESEARCH ROSSO
https://brandavenue.rakuten.co.jp/item/J64834/
定番ブラックに飽きたらチャレンジしたいグレーコート。明るすぎないグレーは穏やかさと知的さともたらしてくれるカラーです。どのカラーとも合わせやすい色なので、サフランイエローや深みグリーン、ボルドーなどの冬のビビッドカラーアイテムと合わせて軽快に着こなしたいですね。
SHIPS
無駄を省いたシンプルなコートは、柔らかい質感で着心地もバッチリです、スリムデニムと合わせてもヒップラインをしっかり隠してくれるサイズ感で、身長が低い方にも好まれる人気アイテムです。首元にボリュームマフラーを添えると、よりスタイルアップ効果が得られます。
INDEX
https://brandavenue.rakuten.co.jp/item/K21291/
チェック柄チェスターコートは、少しオーバー気味に着ることでマニッシュスタイルが完成します。ゆとりのあるデザインのものは、中にフードパーカーを入れてもすっきり着こなすことができ、いろいろなレイヤードコーデを楽しめそうですね。
TOMORROW LAND
ミリタリー感が強くなりがちなカーキコートは、シンプルなデザインかつAラインシルエットが上品に着こなせる秘訣。Vラインに入ったエコファーは取り外し可能で、気分やスタイルに合わせて使い分けましょう。カーキコートには、ヒールを合わせることで女性らしさがプラスされ、強さを和らげてくれます。
ANAYI
人気シルエットでも、ツイードコートなら他の人とカブる確率は一気にダウンします。20代30代が着ると重くやぼったい印象になりがちなツイードは、50代の大人が着るからこそ「良いものを身につけている」「クラシカルコーデ」と思わせることができます。柄コートになるので、合わせるアイテムはシンプルでデザイン性の低いものを合わせましょう。
以上、50代におすすめのコートを幅広くご紹介しました。体型カバーか、カラーか、防寒か・・・まず自分が何を重視するのか優先順位をつけることで、あなたにぴったりな素敵なコートスタイルを楽しむことができるでしょう。
是非、何年も大切に使える特別なコートを見つけてみてくださいね。
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